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厄介モノじゃない!

ドクダミは厄介な雑草として扱われがち。

そんなことないのに…

日陰やジメジメした場所に生えるから?旺盛な繁殖力だから?においが強烈だから?

白いかわいい花、葉はスタイリッシュ

確かに、わかります。でもドクダミを知るとそんな気持ちがなくなり、庭に生えるドクダミを大切に思えます。私が憧れるベニシアさんの言ってることがすごくわかります。

私は、ある程度は放っておきます。なぜなら、薬草であり、グランドカバーであり、花と葉がかわいらしいから。

白い十字架みたい

日本のハーブ。お茶にしたり、化粧水を作ったり、花器に生けたり、こんな身近に存在する十薬。生活に取り入れたい。

私は、雨のなかに穏やかさをいつも見つける。

〜 ビーナス・ウィリアムズ

バラの香りに包まれて

バラが美しい季節です。

あちこちの庭先でキレイに咲いて出掛けると華やかで自然と目に入ります。上手に育てているなと、いつも感心しながら眺めています。

バラは育て方が難しいイメージで自分では、あまり積極的に育てようとは思っていませんでした。しかし、3年前の庭づくりを始めた頃ご近所の方から2種類の苗をいただきました。「軽い気持ちで育てて。」という言葉に後押しされ本当に軽い気持ちで育て始めました。

勝手なイメージとは違って、特にこれっと言って構わずとも、すぐ花を咲かせてくれました。聞いていた通り、確かに害虫はつきやすいです。ビックリするくらい葉っぱを食べられます。それに秋には強剪定をします。だけど、バラも強いです。3年連続でキレイに咲いてくれています。

ご近所の方から、「キレイなうちに飾ってちょうだい。」と切花をいただき、家の中もパッと明るく華やかに。

今回のバラの話に限らず、どんな場面でも先入観に囚われずに、直感やトライする気持ちを忘れずにいたいものです。

その先には、こんなに美しい出会いがあるのだから。

3年前にご近所の方からいただいたバラ。
色と香りで庭の雰囲気を変えてくれる。
部屋の雰囲気も変わる。
香りでお出迎え。
洗面台には、ハーブガーデンで育てているレモンバームと。
華やかなバラと爽やかなレモンバームがこの場所によく合う。

”美しきものは永遠の喜びである。”

〜 ジョン・キーツ

ハーブのこと

庭づくりをするにあたり、「ハーブ」がテーマのひとつでした。

ハーブガーデンに憧れ、庭でハーブを育てるのが夢です。

ハーブ研究家のベニシアさんの書籍やハーブの専門書、写真集、ハーブガーデンに足を運ぶなどして勉強しイメージしています。

まずは一画からハーブガーデンを作ることにしました。

しかし、疑問がいろいろです。

さて、この土地でどんなハーブが育てられる?日当たりは?土は?そもそも雪が降り積もるここで地植えはできるの?疑問は調べました。環境が違えば育て方は違う、あれこれ考えても結局育つかどうかは実践のみでしかわからないこと。とにかくやってみよう。

土づくりは丁寧にしました。水はけを良くし、ハーブの種類によっては酸性の土がいいとか苦手とかあります。それを踏まえて、植える配置、日当たりや風通しなど考え植え付けました。

植え付けた頃は雨が降るたび、水はけがどうか気にしました。でも、しばらくして感じたのは、ハーブはとても丈夫だということ。気持ちを楽にそれぞれのハーブの生命力を信じ、任せてみました。

植え付け場所が合わなくてダメになってしまったハーブもありますが、そこは合わなかったということで割り切り、鉢植えで育てることに転換しました。

※育たなかったハーブ・・・ローズマリー、スイートマジョラム

庭の一画からスタートさせたハーブガーデン。今では実験的に植えたラベンダーが庭のあちこちで育ち花を咲かせる準備中です。タイムもあちこちで花を咲かせ、鉢植えのローズマリーも順調に大きくなっています。地植えも鉢植えも少しずつ種類が増えています。

自分の庭で育てたハーブを生活に取り入れること。これを自然な流れでできるようになりたい。

庭でハーブを育てる夢。

庭の一画のハーブガーデン。
写真はオレガノ、ラベンダー、ジギタリス、コモンセージ。
実験的に庭の数カ所に植え順調に育つラベンダー。
今年もたくさん花を咲かせてくれそう。
ルー。3年目で初めて花が咲いた。株も大きく育っている。
地植えでは育たなかったローズマリー。
鉢植えで元気に育っている。

”もしもはじめに夢がなければ、何も生まれない。”

〜 カール・サンドバーグ

春の庭

2022年の春、庭づくりを始めて3年目。

今年の4月と5月は、植栽をしてから初めて花を咲かせたり、去年より多く花を咲かせたり、庭は花がいっぱい。

葉だけでも十分美しいですが、花があることでより葉の美しさが際立ち、明るくなったりゴージャスになったり。恥ずかしそうに下をむいて咲く花もあれば、太陽に向かって咲いている花もある。花の個性は面白い。庭仕事を通して「個性」の素晴らしさを教えてもらっていると思う。

オオデマリ。鉢植えから地植えにして今年初めて花が咲いた。
純白で上品なゴージャスさ。
初めて花を咲かせたアカシア。花数は少なかったけど寒い冬と重い雪を耐えていた姿を思い出すと花が咲いた時は感動した。
去年より多くの花を咲かせてくれたアオダモ。春の風に揺れている姿がとても爽やかな存在感。
2021年の秋に植えたアネモネ。次々と花を咲かせてくれた。
2021年の初夏に植え、どんどん増えている生育旺盛なシャガ。
薄紫色の花は品があり、4月と5月の長い期間シェードガーデンを彩ってくれた。増え過ぎに注意しながら管理が必要。

“顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ。”

〜 ヘレン・ケラー

始めに、

新潟県にある雪が割と降り積もる町に住んでいます。

この地に住み始め、梅の木が一本、その周りに水仙がチラホラ、ミントやスギナが敷地内中生えている。そんな環境で一から庭づくりをスタートし始めて3年目。

庭ではいろいろなことが起こります。庭仕事や植物を育てていると、いろいろなハプニングや感情が生まれます。本当に、いろいろ体験させてもらっています。そういうことをなるべく忘れたくない。という思いからこのブログを始めました。

庭と家の中で育てている植物のこと、庭仕事のことなどの記録や日記です。

1年目の冬。梅の木しかない。早く庭仕事をしたくて
うずうずしていた。雪解けが待ち遠しかった。
1年目の春。雪が解け庭づくりがスタート。
何もなく、水はけの悪い土しかない。

”楽しみながら学ぶのがベスト。”

〜 トーマス・エジソン