庭の植物」カテゴリーアーカイブ

バラの香りに包まれて

バラが美しい季節です。

あちこちの庭先でキレイに咲いて出掛けると華やかで自然と目に入ります。上手に育てているなと、いつも感心しながら眺めています。

バラは育て方が難しいイメージで自分では、あまり積極的に育てようとは思っていませんでした。しかし、3年前の庭づくりを始めた頃ご近所の方から2種類の苗をいただきました。「軽い気持ちで育てて。」という言葉に後押しされ本当に軽い気持ちで育て始めました。

勝手なイメージとは違って、特にこれっと言って構わずとも、すぐ花を咲かせてくれました。聞いていた通り、確かに害虫はつきやすいです。ビックリするくらい葉っぱを食べられます。それに秋には強剪定をします。だけど、バラも強いです。3年連続でキレイに咲いてくれています。

ご近所の方から、「キレイなうちに飾ってちょうだい。」と切花をいただき、家の中もパッと明るく華やかに。

今回のバラの話に限らず、どんな場面でも先入観に囚われずに、直感やトライする気持ちを忘れずにいたいものです。

その先には、こんなに美しい出会いがあるのだから。

3年前にご近所の方からいただいたバラ。
色と香りで庭の雰囲気を変えてくれる。
部屋の雰囲気も変わる。
香りでお出迎え。
洗面台には、ハーブガーデンで育てているレモンバームと。
華やかなバラと爽やかなレモンバームがこの場所によく合う。

”美しきものは永遠の喜びである。”

〜 ジョン・キーツ

春の庭

2022年の春、庭づくりを始めて3年目。

今年の4月と5月は、植栽をしてから初めて花を咲かせたり、去年より多く花を咲かせたり、庭は花がいっぱい。

葉だけでも十分美しいですが、花があることでより葉の美しさが際立ち、明るくなったりゴージャスになったり。恥ずかしそうに下をむいて咲く花もあれば、太陽に向かって咲いている花もある。花の個性は面白い。庭仕事を通して「個性」の素晴らしさを教えてもらっていると思う。

オオデマリ。鉢植えから地植えにして今年初めて花が咲いた。
純白で上品なゴージャスさ。
初めて花を咲かせたアカシア。花数は少なかったけど寒い冬と重い雪を耐えていた姿を思い出すと花が咲いた時は感動した。
去年より多くの花を咲かせてくれたアオダモ。春の風に揺れている姿がとても爽やかな存在感。
2021年の秋に植えたアネモネ。次々と花を咲かせてくれた。
2021年の初夏に植え、どんどん増えている生育旺盛なシャガ。
薄紫色の花は品があり、4月と5月の長い期間シェードガーデンを彩ってくれた。増え過ぎに注意しながら管理が必要。

“顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ。”

〜 ヘレン・ケラー